宮﨑駿監督が「茶房 武蔵野文庫」に毎日通っていた時期がありました。
スタジオジブリが吉祥寺のビルの2階を借りていた1985年から1992年の間、同じビルの1階にある「茶房 武蔵野文庫」は、ジブリスタッフの休憩場所であり打ち合わせの場所でもありました。
宮﨑監督はいつもカレーとアイスミルク(もしくはサンドイッチとアイスミルク)を注文していたという話は、ジブリファンの間では有名なエピソードとして定着しています。
この記事では、吉祥寺の老舗喫茶店「茶房 武蔵野文庫」への行き方、店内の様子などをご紹介いたします。
「茶房 武蔵野文庫」の場所・営業時間
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町2丁目13−4 井野ビル 1階
営業時間:10:00~21:00、定休日:月、火
吉祥寺駅から徒歩5分の東急裏にあります。
昭和通りに入って2つ目の角を右折すると、右前方に「茶房 武蔵野文庫」が見えてきます。
東急百貨店の裏の通りではなく、さらにもう1本裏の通りにあります。
ここで迷われる方が多いようです
同じビルの1階に紅茶専門の老舗カフェ「多奈加亭」もあります。
入店時のお願い
※お店に入店後、入口付近に設置されている消毒用アルコールで手の消毒を行ってください。
店内の様子
平日の開店直後なので、まだお客さんはカウンター席に1人だけ。
混雑している時はカウンターに座るのですが、今日はお気に入りの奥の座席を選んでみました。
10〜2月限定の「焼きりんご」もあります。
店内で小石原焼の食器の販売も行っています。
食レポ
宮﨑駿監督と同じメニューを注文したかったのですが、私は牛乳が苦手なので以下のメニューにしました。
・カレーライス単品(ちび盛り)
・焼きりんごセット(コーヒー付き)
カレーライス
カレーライス単品(ちび盛り) 1,000円
待つこと20分ほどでカレーライス到着!
ちび盛りと言いつつ十分な量があります。
写真では見切れていますが、らっきょう、甘酢生姜のみじん切り、高菜漬けの3種類が入った小鉢もついてきます。
お店の前身だった早稲田文庫の時代から受け継がれている秘伝のレシピで作られたカレー。
大きな鶏肉の塊はほろりと柔らかくなるまで煮込まれていて、じゃがいももほくほくですごく美味しかったです。
「宮﨑駿監督が食べたカレーを私も食べている!」
そんな風に想いを馳せながら……と書きたかったのですが、美味しくて気が付いたら食べ終えていました(笑)
焼きリンゴ+コーヒー
焼きリンゴ+コーヒー 1,300円
(焼きリンゴ単品750円、ブレンドコーヒー単品650円)
※焼きりんごは10月から2月末までの期間限定メニューです。
この時期限定の武蔵野文庫の焼きリンゴは私のイチオシ!
スプーンですくうことができるほど柔らかく、こってりとしたクリームと相性も抜群の焼きりんごは、ここでしか味わえない逸品です。
この時期に訪れる機会がありましたら、ぜひ一度召し上がってみてください。
まとめ
この記事では、スタジオジブリが吉祥寺にあった頃、宮﨑駿監督が毎日通っていた「茶房 武蔵野文庫」についてご紹介しました。
カレーライスと一緒に、ぜひ秋冬限定の焼きリンゴもお試しください!