【ジブリ美術館】感動の君たちはどう生きるか展レイアウト編【備忘録 #7】

ジブリ美術館 備忘録 #7

ジブリ美術館月1訪問の個人的なメモです。

2024年5月25日(土)から始まった「君たちはどう生きるか」展/第二部レイアウト編、土星座上映「星をかった日」、カフェ麦わらぼうしの新メニュー。

初めてのことが目白押しのジブリ美術館だった。

目次

2024年6月5日(水)10時入場

10時入場の時は待機列の1番先頭か2番目のどちらかしかないのだけど、この日は1番でなくても構わないという気分だったので、バスの乗車時刻を1本遅くしてジブリ美術館に向かった。

ジブリ美術館

9時35分到着。自分としてはゆっくり来たつもりだったのに、まだ誰も並んでいない。

バスを降りる時に私より先に降りた人が1番先頭となり、私は2番目に並んだ。

一緒にバスから降りた外国人のグループの方たちは、ベンチに座ったり輪になって談笑したりで並ぶ気配なしだった。少し経ってから、美術館スタッフに並ぶように誘導されていた。

ジブリ美術館

並んでいる最中にお知らせの札が門扉にかけられた。

ジブリ美術館
ジブリ美術館 テント

テントの柄がかわいい。

ジブリ美術館 企画展示「君たちはどう生きるか」展第二部レイアウト編

入り口横の「君たちはどう生きるか」展のポスター。このポスター商品化してほしい!

9時50分すぎに入場。

屋上庭園

9時55分。

先月は雨天で屋上庭園に行っていなかったので、入場後そのまま屋上庭園へ向かう。

ジブリ美術館 屋上庭園のロボット兵

先月の休館中に顔を磨いてもらったというロボット兵。肩や腰の植物も元気いっぱい。

ジブリ美術館 屋上庭園のロボット兵
ジブリ美術館 屋上庭園 ラピュタの紋章

ロボット兵の足元にあるラピュタの紋章。

ジブリ美術館 屋上庭園

屋上庭園に一番乗りだったので、誰もいなくて静かで美しい光景が広がっている。

ジブリ美術館 屋上庭園
ジブリ美術館 屋上庭園

屋上庭園で一番好きなのは、実際に使われていたトロッコのレールと車輪!

ジブリ美術館 屋上庭園

「大王さま、ここは天国でありますか?」

「しずかにしろ!」

インコマンとインコ大王のセリフがどこからか聞こえてきそう。

ジブリ美術館 屋上庭園
ジブリ美術館 屋上庭園
ジブリ美術館 屋上庭園のらせん階段

美しいなぁ。

ジブリ美術館 屋上庭園のらせん階段

らせん階段を降りて、鳴る椅子のあるテラスへ。

自分の部屋の棚に鳴る椅子のミニチュア小物入れを飾っているので、本物を目の当たりにすると巨大に感じる!

ジブリ美術館 鳴る椅子

パティオ

10時5分。

地下1Fのロッカーで荷物を預ける。

ジブリ美術館 ロッカー

この時間のロッカーはほぼ空いているよね。

ジブリ美術館 パティオのニセ窓

パティオのニセ窓。

ジブリ美術館 パティオ

いつ訪れてもお花や寄せ植えが美しく保たれているのは凄いことだと思うの。

ジブリ美術館 パティオ

ミュージアムショップ「マンマユート」1回目

10時10分。

エレベーター脇から中央ホールを眺めたり、ショーウィンドウの飾り付けを鑑賞しつつ、10時15分のオープン待ち。

まずインコマンの土笛を求めて食器などを展示しているカウンターに直行したのだけど、残念ながらすでに完売していた。

インコマンの土笛はスッタフの方がひとつひとつ手作りで完成させた物だということなので、量産は無理だから幻の商品になってしまうのかも!?

買ったもの

  • スコッペロのぬいぐるみ
  • メーキンソーのぬいぐるみ
  • 星をかった日 箔押しB6ノート
  • 星をかった日 CD
  • マンマユート手提げ袋 M
ジブリ美術館 星をかった日:箔押しB6ノート、スコッペロとメーキンソーのぬいぐるみ

カフェ「麦わらぼうし」1回目

10時20分。

オープン前のカフェ麦わらぼうし。私が列の先頭になった。

注文している間に店内のテーブルがみるみる確保されていったのだけど、なんとか店内で食べることができた。

2024年5月25日から加わった新メニューを全て注文した。

  • カレー風味のチキンサンド
  • カラフルなカポナータ
  • 柑橘とクリームチーズのブッセ
  • キャラメルバナナのトレイベイク
  • コーヒー(冷)
  • コーヒー豆
ジブリ美術館 カフェ麦わらぼうし

カポナータとブッセがとくに好き!

ジブリ美術館 カフェ麦わらぼうし コーヒー豆

コーヒー豆も一緒に購入した。

麦わらぼうしの深煎りコーヒーが好きすぎる

カフェ「麦わらぼうし」2回目

11時10分。

店内で食べ終わった後、引き続きデッキ販売へ!

ジブリ美術館 カフェ麦わらぼうし デッキ販売メニュー看板

新メニューが加わったのでメニュー看板も書き換えられていた。

ジブリ美術館 カフェ麦わらぼうし 森のソフトクリーム(ハチミツレモン)

新メニューのソフトクリーム(ハチミツレモン)を注文。

ジブリ美術館 カフェ麦わらぼうし りんごジュース

先月の訪問時、売り切れになっていたりんごジュースをリベンジ。

デッキ販売のリンゴジュースとみかんジュースは、マジでおいしい。

なんでこんなに美味しいの!?

ジブリ美術館 ガーデンアーチ
ジブリ美術館 どんぐり

階段のどんぐり。

ピントが合わなかったり雨天だったりで今までちゃんと撮れなかったけれど、今回は撮影成功!

ジブリ美術館 「猫の恩返し」2匹の猫

階段を上っていくと、バックヤードの窓からこちらを覗いている「猫の恩返し」の2匹の猫さんたち。

ジブリ美術館 「猫の恩返し」2匹の猫
ジブリ美術館

ミュージアムショップ「マンマユート」2回目

12時ごろ。

ムゼオ虫のフィルムビューワーと土星座フィルムビューワーの両方が欲しかったけれど、ムゼオ虫の方しか置いてないみたい。

電車型の土星座フィルムビューワーが欲しくてたまらない……!

電車繋がりで、「めいとこねこバス」に出てきたネコ列車のぬいぐるみもゲット。

隣に陳列されていたコネコバスのぬいぐるみは、乗る場所が本当に空洞になっていて可愛すぎたので気付いたら購入していた。

ジブリ美術館 マンマユート ネコ列車、こねこバス

今回のお宝発見は新発売のみにちゅあーと「パティオ」!

私の大好きなパティオがみにちゅあーとになっていたとは! 買うしかない。

ジブリ美術館 マンマユート みにちゅあーと「パティオ」

紙袋Mではネコ列車がはみ出してしまうので、新たに紙袋Lも追加購入。

ジブリ美術館 マンマユート

買ったもの

  • フィルムビューワー
  • ぬいぐるみ ネコ列車
  • こねこバス S空洞
  • みにちゅあーと パティオ
  • 紋章キーホルダー めいとこねこバス
  • マンマユート手提げ袋L

映像展示室「土星座」:星をかった日

5月に鑑賞した「めいとこねこバス」と同じく、「星をかった日」も公開当時からずーーーーーーーっと観たい!!!と思い続けていた作品。

あぁぁぁ、最高だった。

映像もストーリーもさることながら、特に演技が素晴らしかった。

全員素晴らしかった!すごいよ……。

  • ノナ:神木隆之介
  • ニーニャ:鈴木京香
  • スコッペロ:若山弦蔵
  • メーキンソー:大泉洋

観客は8割ぐらい海外の方だったのだけど、字幕は無いのでセリフが理解できているのか気になってしまった。

館内うろうろ

土星座を出て中央ホールから中庭へ。

ジブリ美術館 扉

中庭に出る扉の取手のデザインがGHIBLI MUSEUM。

ジブリ美術館

中庭でリフレッシュした後、館内に戻って散策。

以下、館内は撮影禁止のため画像データがなく、正確な時間はうろ覚え。

今度から館内での行動と時間をメモするようにしよう。

名誉パルムドール賞のトロフィー

中央ホールのエレベーター脇のショーケースに第77回カンヌ国際映画祭で受賞した「名誉パルムドール賞」のトロフィーが飾ってあることを思い出し(お友達がDMで見逃さないようにと事前に教えてくれた!)、慌ててトロフィーを見に引き返す。

ジブリ作品に出演したキャラクターのぬいぐるみがショーケースに埋め尽くされていて、ショパールのトロフィーがその中でキラキラと輝いていた。

ひっそりと展示されていたので、トロフィーに気付いていない人たちもいた。

図書閲覧室「トライホークス」

絶版になっているとある本を閲覧目的で探してみたけれど見つからなかった。

フリーペーパー「季刊トライホークス」が新しくなっていたのでお持ち帰り。

常設展示室「映画の生まれる場所(ところ)」

そんなに混雑していなかったので、4つ目の部屋で「君たちはどう生きるか」の絵コンテをじっくりと閲覧した。

徳間書店から出ている絵コンテ集は購入してあるけれど、A5判に縮小されているので文字や絵の細部は若干見難い。

だから原寸大の絵コンテを閲覧できるこの場所は貴重なのだ。

閲覧していると、大伯父の館に乗り込むシーンはBパートの冒頭ではなくBパートの後半だったと判明。

勘違いした内容をこのブログのプロフィールに掲載していたので帰宅してから修正した。

最後の部屋「作画室」の窓ガラス越しにぼんやりと見えるカフェ麦わらぼうしの様子を眺めるのも楽しくて好き。

ギャラリー展示 映してみよう‼ フィルムチケット展

2024年3月27日から始まっているフィルムチケット展で、フィルムチケットをスクリーンに写してみる。

ジブリ美術館 フィルムチケット

コクリコ坂のエンドクレジット「制作 スタジオジブリ」!

めっちゃ嬉しい!!

いつか「牛子 鯱 真黒」の場面が当たるといいなぁ。

ジブリ美術館 フィルムチケット、フィルムビューワー

このギャラリー展示の通路から見上げたステンドグラスの天窓越しに、屋上庭園を行き交う人が見えて不思議な光景だった。

屋上庭園から見た中央ホールの天窓↓

ジブリ美術館 屋上庭園

常設展示室「動きはじめの部屋」

午後に流れるオリジナルBGMを聞きたくて「動きはじめの部屋」へ。

「ゾートロープ小屋」「びっくり劇場」の効果音の音量が大きいので、部屋の右奥の天井に設置されたスピーカの下では繊細なBGMが時々かき消されてしまう。

パノラマボックスのある左奥の天井のスピーカーの下は、周りが静かなのでオリジナルBGMを存分に堪能できた。

先月の閉館間際にスタッフの方にこの曲について尋ねてみると、「久石譲さんが宮﨑駿監督の誕生日にプレゼントした曲でCD未収録」と教えてくださった。

曲名がわからずじまい。教えてもらったかもしれないが、思い出せない(泣)

イントロから終わりまで、いっさいの隙もなく旋律と音色が積み重なっていく清らかで美しいミニマル音楽。

やっぱり久石譲の音楽が好きだ。ナウシカの時からずっと好きだ。

「動きはじめの部屋」のオリジナルBGMを一日中聴いていたい。

企画展示「君たちはどう生きるか」展第二部レイアウト編

2024年5月25日(土)から始まった「君たちはどう生きるか」展/第二部レイアウト編の初鑑賞。

とても混雑している。

企画展示室は黒い壁に変更されていて、照明も最低限。次の部屋への扉がひとつ塞がれて動線が固定されていた。

前回のイメージボードは割とラフな描き方(最高に素晴らしかった)だったのに対し、レイアウトはきっちり線密な描き込みで、息を呑むような凄みに圧倒されて動悸が激しくなっていく。

レイアウトの下部に赤い線や青い線がついてるものがあり、レイアウト編を観たSNSのフォロワーさんの情報で宮﨑駿監督と作画監督の本田さんがチェックを終えた印だと覚えていたのだけど、どっちの色がどちらか思い出せなくてスタッフの方に尋ねた。

赤い線は宮﨑監督、青い線は本田さんだそうです。

目の前のレイアウトを眺めていると、映画のシーンが鮮明に思い起こされて、レイトアウトに書き込んである指示通りにPANしていったりBOOKが動いていく。

展示されているレイアウトひとつひとつの情報量と美しさがすごくて、その場から動けなくなってしまって全然足が進まない。

ようやく隣の部屋へ移る前に設置されいているワラワラのパノラマボックスまで来たが、順番待ちの列ができていたので、先に隣の部屋へ移った。

この時点で感極まって泣きすぎてマスクの中がぐしょぐしょになっている。

乱視用のメガネをかけて鑑賞しているのだけど、何度もレンズが涙で曇ってしまって困った。曇り止めを塗っておくべきだった。

全部見終わり、そのまま展示室を出ていくことなんて出来なかった。

もう一度はじめから鑑賞した。

というのを2回繰り返して、結局3週した。

それでもまだ観ていたかったのだけど、体力の限界に達していたのでカフェに直行した。

カフェ「麦わらぼうし」3回目

14時8分。

前回美味しくてファンになってしまった赤すっぱい梅ソーダを注文。

お腹空いてしまったので海の香りのリゾットコロッケも。

ジブリ美術館 カフェ麦わらぼうし 赤すっぱい梅ソーダ、海の香りのリゾットコロッケ

レイアウト鑑賞でフラフラになり、ソフトクリーム(ミックス)を注文し忘れたのが悔やまれる。

ジブリ美術館 カフェ麦わらぼうし

14時40分頃。ほどよい混み具合。

紫外線に弱い体質なので、夏至の近いこの時期は紫外線対策を念入りにしたつもりだったけれど、激しい頭痛に見舞われる。

持参した痛み止めの薬を飲んで、しばし休憩。

パティオ〜回廊

14時50分。

ロッカーの手荷物を取り出す前に、パティオと回廊を散策。

頭痛は少しマシになった。

ジブリ美術館 パテイオ
ジブリ美術館 キツネリス
三鷹の森ジブリ美術館
三鷹の森ジブリ美術館

退場

15時13分。

10時から5時間近くジブリ美術館に滞在していたことになる。

まだ帰りたくないけれど、体力が残っている間に帰ることにした。

ジブリ美術館 出口付近

出口付近に咲いていた紫陽花が夢のように綺麗だった。

この品種は星花火かな?

紫陽花は特に好きな花なのに、私の古いスマホでは思ったように撮れなくて悔しい。

まとめ

使った金額

ジブリ美術館 レシート
  • 入場券   : 1,000円
  • マンマユート:18,902円
  • 麦わらぼうし: 6,150円
  • 往復乗車券 : 320円

合計:26,372円

感想

「君たちはどう生きるか」レイアウト編の感動の余韻にまだ浸っている。

ジブリ美術館の思い出を美しく撮りたい。

体力に自信がなくて一眼レフを持参するのは控えていたけれど、そろそろ潮時かもしれない。

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