【ジブリ美術館】はじめての屋台!とにかく暑すぎた真夏の1日【備忘録 #9】

ジブリ美術館 備忘録9

この記事は、ジブリ美術館に行ってきた自分用の記録です。

今までジブリ美術館はチケット争奪戦を避けて、平日にしか行っていなかった。(20年前に一度だけ行った時は、土日のどちらかだったけれど、カウントから除外)

でも土日祝日限定の屋台をどうしても体験してみたくなり、はじめて日曜日のチケットを取ってみた。

そして今回カメラのレンズは、持ち歩き用に新たに購入したZeissのPlanar T* 50mm F1.4。

マウントアダプター付けても500g程度なので許容範囲の重さで、安心の明るい50mm。

どんな風に撮れるのか楽しみにしていたのに、日中36度の暑さと湿気がすさまじく、とてもじゃないけれど悠長にファインダーを覗いている余裕なんてなかった……!

帰宅してから写真を確認したら、ほとんどがピンボケしていた(泣) 載せるかどうか迷ったけれど、8月の貴重な思い出として残しておくことにする。

目次

2024年8月25日(日) 10時入場

9時40分にジブリ美術館到着。

まだ開門前で、南の門の外に待機列ができている。私が並んだ場所がちょうど木陰からずれていて、じっと立っているだけでじりじりと暑い。遮光100%の日傘を差していても汗が止まらないので、冷感汗拭きシートを首筋に貼り付けて開門を待った。

9時50分。少し早めに入場開始となった。

ジブリ美術館
ジブリ美術館

パティオ

10時。

真夏だというのに寄せ植えが瑞々しく美しい。

誰もいなくて撮り放題だったけれど、暑くてギブアップ。

ジブリ美術館 パティオ
ジブリ美術館 パティオの手漕ぎポンプ
ジブリ美術館 パティオ
ジブリ美術館 パティオ

カフェ麦わらぼうし 1回目

10時15分。

カフェ 麦わらぼうしに入場待ちの待機列に並ぶ。先頭から10人目くらい。

デッキで屋台の準備をしていた!

ジブリ美術館 土日祝日限定の屋台
冊が開放されて、ジブリ美術館に入場していない人も購入できるようになっている。販売は11時から。
ジブリ美術館 カフェ麦わらぼうし
ミスト扇風機も稼働!

10時30分。カフェ 麦わらぼうし オープン。

あっという間に店内の座席が確保されていく。

私は1人で来ているので、4人席テープルはなるべく避けていたのだけど、暑さに負けて空いていたテーブルを確保させてもらった。

ジブリ美術館 カフェ麦わらぼうし

注文したもの
・くいしんぼうのカツサンド
・柑橘とクリームチーズのひんやりブッセ
・カラフルなカポナータ
・コーヒーフロート

屋台

はじめての屋台にドキドキしながら、「どんぐりカステラ」と「ふしぎ玉入りラムネ」を購入。

ふしぎ玉(ビー玉)の色を選ぶことができたので、涼しげな水色を選んだ。どんぐりカステラは7個入りに。

デッキ席が暑そうだったので、ラムネの瓶を開栓してもらわずに持ち帰ることにして、どんぐりカステラとラムネをロッカーに置きにいく。

帰宅後に家で食べたけれど、屋台の雰囲気を味わうには、購入したその場で食べるのが正解かもしれない。

ジブリ美術館 ふしぎ玉入りラムネ
ジブリ美術館 土日祝日限定の屋台

ロッカー、パティオ

11時20分。

どんぐりカステラとラムネをロッカーに入れて、写真撮影。

ジブリ美術館 カフェ麦わらぼうし
ジブリ美術館
ジブリ美術館
ジブリ美術館 ロッカー
ジブリ美術館 ロッカー 案内看板
ロッカーの案内看板が素敵。
ジブリ美術館
ジブリ美術館
ジブリ美術館
ジブリ美術館 寄せ植え
ジブリ美術館 寄せ植え
ジブリ美術館 パティオ

ミュージアムショップ マンマユート

11時45分。

この日の私はチョコミントコーデだったので、マンマユートボスの配色にシンパシーを感じて購入。

パン種くんもやっと購入することができた。ショッパーからパン種くんがはみ出てしまうとのことで、紙袋はLサイズを購入。

星をかった日ノートは2冊目。

ピンクのムゼオトトロと並べたくて、中トトロのマスコットを購入。大トトロも一緒に。小トトロは見送り。

ジブリ美術館 おみやげ

購入したもの
・パン種ぬいぐるみ
・立体プリントボールペン「ジブリミュージアムミタカ」
・マンマユートボス マスコット
・メーキンソー マスコット
・スコッペロ マスコット
・ピンズ「メーキンソー」
・ピンズ「スコッペロ」
・大トトロ マスコットキーホルダー
・中トトロ マスコットキーホルダー
・星をかった日 ポストカードセット
・星をかった日 箔押しB6ノート
・マンマユート手提げ袋L

図書閲覧室 トライホークス

12時05分。

購入したもの
・近藤喜文画文集「ふとふり返ると」

この本の存在は知っていたけれど、実際に手に取ってみたのは初めてだった。

吉祥寺と東小金井の懐かしい風景、活き活きと動きだす人物スケッチに圧倒されて、即購入した。

近藤喜文画文集 ふとふり返ると

最後のスケッチは胸が締め付けられる。

スケッチに書き添えられる手書きの文章の文体が、今までとは違って見える。どなたかに代筆してもらったのだろうか。

カフェ麦わらぼうし 2回目

13時10分。

デッキ販売で注文。常設展示室横のデッキ席で。

午後のデッキ席は、ミスト扇風機がガンガン回っていても、どうにもならないくらい暑い。

ソフトクリームと梅ソーダが冷たさに救われる。

ジブリ美術館 カフェ麦わらぼうし

注文したもの
・赤すっぱい梅ソーダ
・森のソフトクリーム(ハチミツレモン)

館内うろうろ

カフェ麦わらぼうしのデッキからの眺め

ジブリ美術館 パティオ

螺旋階段のテラス

パティオ

ジブリ美術館
ジブリ美術館
ジブリ美術館

動きはじめの部屋

午後のオリジナルBGM『Musica del Museo』を聴きに「動きはじめの部屋」へ。

天井の四隅にあるスピーカーの真下にそれぞれ立って聴きくらべてみた。

部屋の奥のパノラマボックスの場所が一番聴きやすい。

『Musica del Museo』が好きすぎて辛い。

ジブリ美術館25周年のお祝い行事の際には、館内オリジナルBGM集のCDを一般発売してほしい。

映画の生まれる場所

絵コンテが「君たちはどう生きるか」ではなく、「天空の城ラピュタ」と「となりのトトロ」だった。

土日だから? それとも金曜ロードショーの今週と来週の放映がトトロとラピュタだから?

出口付近の壁に描かれているスタジオジブリの風景(妄想含む)が好き。

カフェ麦わらぼうし 3回目

14時30分。

店内は満席だったのでデッキ席へ。

テントの下から眺める景色がキラキラ輝いていた。

夏の色した光が降り注いでいる。

ジブリ美術館 カフェ麦わらぼうし デッキ
ジブリ美術館 カフェ麦わらぼうし

注文したもの
・山盛りポテトフライ
・みかんジュース

いやもうほんとに、みかんジュースおいしい!

外で撮影

ジブリ美術館
ジブリ美術館
ジブリ美術館
ジブリ美術館
ジブリ美術館 カフェ麦わらぼうし
ジブリ美術館
ジブリ美術館
ジブリ美術館 カフェ麦わらぼうし
ジブリ美術館 カフェ麦わらぼうし
ジブリ美術館 パティオ

館内うろうろ

マンマユートをのぞいたり、お手洗いにいったり、1階の千と千尋のステンドグラス前のベンチで休憩したり。

階段のバルコニーから中央ホールを眺めたり。

中央ホール

ジブリ美術館で一番好きな場所。

螺旋階段、モザイクの時計、壁の階段、手すり、天井扇、ガラスドーム、エレベーター、ステンドグラス、渡り廊下、壁画、etc。

なにもかも素敵。

中央ホールの壁画

星をかった日のマイブームが訪れているので、原作者の井上直久さんの壁画をじっくり鑑賞したい気分だった。

エレベーター横の小さな壁画に吸い寄せられる。

「耳をすませば」に登場する人形師の店が、エレベーター横のこの場所と混ざりあっている絵。

左側には実際の壁の左側にある子供用の小さな扉が描かれ、同じように右側にはエレベーター、上部には階段があり、ちょうど壁画の前に立った位置から見える角度で描かれている。

何度も壁画と実際の風景を見比べているうちに、自分が壁画の中にいるのか、壁画を眺めているのか、自分がどこにいるのかあやふやになっていく不思議な感覚に襲われる。

30分ぐらいその場で眺めていたと思う。

企画展示「君たちはどう生きるか」展 第二部レイアウト編

5枚続きになっている縦長のレイアウトは、何時間でも見続けていたいぐらいに惹きつけられる。

絵コンテ全集と照らし合わせながら書き出してみた。

c166/塔の内 図書室
c324/夏子の部屋
c418/くれなずむ青ざめた空にそびえる塔〜塔の入り口(ダンテ神曲)
c467/ホールの吹き抜け うずまきの天井
c924/インコの巣穴
c1061/進んでいく大王一行
c1066/壮大な木造りのラセン階段塔
c1128/果てしなくつづく回廊
c1218/さいごのほほえみ
c1253/コテージの玄関 ワンピースにパーマをかけた夏子

そういえば、ジブリ美術館の中央ホールの吹き抜けも縦長のレイアウトだった。

私は縦長のレイアウトに魅了されるみたい。

屋上庭園

16時20分。

ジブリ美術館 屋上庭園 ロボット兵
ジブリ美術館 屋上庭園 ロボット兵
ジブリ美術館 屋上庭園 ロボット兵
ジブリ美術館 屋上庭園 ロボット兵
ジブリ美術館 屋上庭園
ジブリ美術館 螺旋階段
ジブリ美術館
ジブリ美術館 頭上注意
ジブリ美術館

映像展示室 土星座「くじらとり」

17時。

遅い時間に観てみたかったので、この時間帯まで観るのを我慢していた。

「くじらとり」は20年前に一度だけジブリ美術館に来た時の上映作品だった。

その時は一緒に遊びに来た人のことを意識しすぎて、ドキドキしすぎて、映画に全然集中していなかったと思われ、あまり印象に残っていない。

そんなわけで、ほぼ初見に近い「くじらとり」の鑑賞は、こんなに面白かったんだ!?というのが率直な感想!

要所要所でクスッと笑わせにくる。

可愛らしい絵と演技に、ドラマチックなオーケストレーションが見事にマッチしていた。

「耳をすませば」で大ファンになった野見祐二の作曲と知って、納得しかない。

動きはじめの部屋

17時30分。

カフェ麦わらぼうしのラストオーダーも終わっているので、最後にまた午後のBGM「Musica del Museo」を聴きにいった。

17時すぎたあたりから、人が少なくなるせいか、中央ホールに「Musica del Museo」が漏れ聞こえるようになる。

エモすぎる。

動きはじめの部屋に入ると、鮮明に音楽が響きわたっている。

ゾートロープやパノラマボックを見つつ、意識は「Musica del Museo」に集中。

退場

パティオ

ジブリ美術館
ジブリ美術館 パティオ
ジブリ美術館 パティオ
ジブリ美術館 パティオ

外の回廊

ジブリ美術館
ジブリ美術館
ジブリ美術館
ジブリ美術館

17時55分。退場。

ジブリ美術館

敷地外から

ほんのりと薄暗くて好きな雰囲気。

ジブリ美術館
ジブリ美術館
ジブリ美術館
ジブリ美術館

まとめ

使った金額

ジブリ美術館 レシート

カフェ麦わらぼうし/4,340円
屋台/500円
マンマユート/16,490円
トライホークス/2,530円
入場料/1,000円

合計/24,860円

感想

異常な暑さと湿気に苦戦しながら、ジブリ美術館の楽しさと喜びを味わうという、体感がごちゃまぜになってしまった夏の1日だった。

そんな状況でも、ジブリ美術館のスタッフの皆さんは、笑顔でテキパキと働いていらっしゃった。

どんな魔法を使っているのだろう……。

もしかしたらスタッフさんは人間ではなくて、ゾートロープなのかもしれない。

早く涼しくなってほしい。

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