こんにちは。当ブログの管理人を務めるとぅいんくるです。
三鷹の森ジブリ美術館と宮﨑駿監督を愛してやまない管理人が、トトロの森のふもとからジブリ美術館の楽しみ方をお届けします。
ジブリと私
トトロの森のふもとからお届けしています
今まで移り住んできた町は、ジブリに関連する場所ばかりでした。
トトロの生まれた所沢、スタジオジブリが設立された吉祥寺、移転後の東小金井。
そして現在もトトロの森と呼ばれている丘陵の麓で暮らしています。
残念な過去から現在へ
物心ついた頃から、宮崎駿監督の関わっている作品が大好きでした。
このアニメすごい、この回が好き!と思った作品には、必ず「宮崎駿」とクレジットされていることに気づいたのは「名探偵ホームズ」の頃だったと思います。
それ以降、「宮崎駿」が関わるアニメをむさぼるように求め続けてきました。
それなのに。
ジブリ美術館から徒歩圏内の吉祥寺に住んでいたにも関わらず、ジブリ美術館に行ったのは20年前の一度きり。
虚弱で未熟で生きることで精一杯だったとはいえ、いろいろなことを諦めていた自分を思い出すたび、残念すぎる過去に絶望しそうになってしまいます。
しかし、そんな愚かな人生を歩んできた私ですが、20年という空白の時を経て、毎月ジブリ美術館に通い続けるようになったのです!
「君たちはどう生きるか」と私
「君たちはどう生きるか」32回観た!
そもそものはじまり。
2023年7月に公開された宮﨑駿監督の長編アニメーション映画「君たちはどう生きるか」が好き過ぎて、映画館で 32回 観てしまいました。
面倒くさがりで出不精だった私が朝5時に起床して、週2ペースで映画館に通い続けた結果、行動は習慣となっていきました。
いつの間にか思い立ったらすぐ行動できるようになり、東京郊外の片田舎から片道2時間弱かけて都心に出向くのが億劫ではなくなっていました。
そんなこと?と思われるかもしれませんが、私にとっては革命的なことなのです。
「君たちはどう生きるか」展がはじまった!
「君たちをどう生きるか」を何十回も観にいくうちに、映画の内容と現実の世界の境界がだんだんあやふやになっていくような感じがしました。
そんな感覚も楽しんでいた頃、ジブリ美術館で「君たちはどう生きるか展」が始まるというニュースが飛び込んできたのです。
もちろん行きました。行かないわけがありません。
というわけで、20年ぶりに三鷹の森ジブリ美術館を訪れることになったのです。
ジブリ美術館と私
20年ぶりのジブリ美術館
2023年11月29日。10:00入場。この日の開館の鐘は、クリスマス装飾初日を祝い、入場前にスタッフの方々によるハンドベル演奏が披露されました。
もうその瞬間から私はジブリ美術館の魔法にかかっていたのでしょう。
ステンドグラスとフレスコ画で彩られた入口を通り抜け、深く深く、ジブリ美術館の内側へと誘われていきます。
ジブリ美術館で決心したこと
今でもこの日ジブリ美術館で体験したことを思い返すたび、夢だったのではないかと胸の片隅がギュッと痛くなってしまいます。
それほどまでに楽しくて嬉しくて、子供みたいに夢中になって過ごした数時間でした。
ですから、あっという間にジブリ美術館のトリコになってしまった私が、今後もずっと通い続ける決心をしたことは、別段ふしぎでもなんでもないことなのです。
このブログをはじめたきっかけ
大切な思い出の記録として
まず第一に、ジブリ美術館で体験したり感じたことを、かけがのない大切な思い出の記録として残しておきたい、という強い思いがあります。
自分にとってどの媒体が最適か考えた結果、ドメインを取得してブログという形で残すことを選んでみました。
そんな独りよがりなブログですが、これからジブリ美術館に行こうとされている方に役に立つ情報を、わずかでも発信できたらいいなと思っています。
ご案内しましょうぞ
ブログ名について
ブログを開設するにあたって「ジブリ美術館にご案内しましょうぞ」という名称に決めました。
映画「君たちはどう生きるか」Bパートの大伯父の塔で、主人公眞人を誘う青サギの『ご案内しましょうぞ』というセリフが由来になっています。
眞人が下の世界へと降りていき、さまざまな出来事や登場人物と出会っていく様子は、一旦地下に降りていくジブリ美術館の構造とよく似ていますよね。
つまらぬこと
美術館の階段を子供みたいにかけのぼった時、途中ののぞき窓から見えた「つまらぬこと」
中央ホールの螺旋階段は上り専用なので「下らぬこと」→「くだらぬこと」が転じて「つまらぬこと」になったそうです。
ジブリ美術館に仕掛けられた秘密は、きっと他にもたくさんあるはず!
その秘密に触れるために、私は何度でもジブリ美術館を訪れたいと思っています。
さあ、みあなさんを
ジブリ美術館へご案内しましょうぞ!
2024年1月5日 とぅいんくる
宮崎駿監督83歳のお誕生日に寄せて